RX-99 ネオガンダム

 

 ガンダムF91の連動企画としてシルエットフォーミュラーシリーズが展開されていました。
 F90,F91シリーズは設定上、全高15メートルクラスということで、それ以前の逆シャアまでに比較すると極端に小さくなりました。(実際、Z後半〜逆シャアのキットって結構でかいのが多いよね)
 そんなわけでキットも1/100スケールからの展開となっていましたが、キットの内容的には1/144クラスのものと言っていいでしょう。

 
ストライクフリーダムとのサイズ比較。SEEDのMSも設定上そんなに大きくはないはずだが…

 ちょうどタイムリーな時代、シルエットフォーミュラーシリーズのRXF-91改とハーディガンを買ったことがあります。
 詳細は覚えていませんが、関節が思いの外弱くすぐに壊れてしまい、RXF-91改のパーツをハーディガンに移植して重装MSを作った覚えがあります(昔から同じようなことばっかりしてるのな、俺)
 さてこの時代のキット、今から10年以上前のものになりますが、古いなりにいろいろと見るべきものがあります。
 80年代後半のキットから見られた1ランナー多色成形は健在で、今見るとある意味新鮮です。
 ただ最新のキットと比較するとやっぱり造形の甘さが気になります。
 またクリアパーツも多用されていて、ビームサーベルの他、カメラアイやビームシールド、コアファイターのキャノピーもクリアパーツになっています。
 ただビームサーベルは現在主流の基部とビーム部が別になったタイプではなく基部ごと成形されてるので根元までクリアパーツだったり、カメラアイのパーツは裏からメタリックシールを貼って質感を出そうとしていますが、目の枠が塗られていないのでかえっておかしいです。
 素組みではトールギス顔ですし。
 また評価したいのはこのサイズにして現在のMGキットのように指可動の手パーツになっていること。
 SEEDのキットは指可動がないのが残念に思うだけにこれには感心しました。
 ただやはり10年前のキットなりの限界はあって、先にも述べた関節の弱さ、まだ球体関節が導入され始めた頃らしくしっかりはまっているという感じはしません。
 コアファイターのドッキングギミックが再現されているのはよいのですが、この時代のキットは中身がスッカスカなんですね。


コアファイターとビームライフルが合体するGバード。

 なんでこのキットを買ったか、Gバードのビームライフル部を部品取りしたかっただけです。
 もっとも、こんな昔のよく手に入ったなと思うわけですけど。

 ネオガンダムはこのでかいライフルを持たせにくかった…

キットお勧め度:★☆


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